長野商工会議所青年部規約第 2 条に、「本青年部は経営者の人格、識見を高め、自企業の成長を 図るとともに、会員相互の啓発、親睦を図り、あわせて商工会議所の事業活動への参画、協力を 通じて、地域商工業の振興を図り、地域社会の発展に資することを目的とする。」とあります。 この目的を達成するには、これまで以上に青年部活動への参加者を増やすことが重要であり、 我々長野 YEG メンバー1 人 1 人が楽しいと思える、そして興味関心を惹く事業展開を行っていく 事が必要であり、その中の一つとして、青年部が独自かつ単独で地域のためになる事業を行うこ とが、自社あるいは自分自身の成長につながると考えています。令和 5 年度では、大日方前会長 から引き継いだ単独事業の模索をより具体的かつ実行性のあるものにして参ります。

  我々青年部は長野商工会議所の組織の中に所属しており、いわゆる親子関係にある組織です。 親会との関係性については、これまで以上に緊密な関係性を構築することで、親会会員約 5,400 会員のスケールメリットを活かせるような活動を展開して参ります。また、我々青年部会員は 親会の業種別部会委員に委嘱されておりますので、若い意見や考えを親会に直接話ができる絶好 の機会と捉え、積極的な参加を促して参ります。加えて、行政との関係性については、毎年開催 している「長野版 故郷の風会議」を継続することにより、さらなる連携強化を目指すとともに、 行政あるいは親会への提言・要望の提出についても模索して参ります。

  昨年、日本 YGE 事業のご縁から、さいたま YEG との交流を実施させていただきました。これま であるようでなかった県外 YEG との交流をする機会を設け、自単会の活動、あるいや自社業の ビジネスマッチングの一助としていくことに加え、自単会内でも改めて交流を深めることにより 自社の PR に結び付けていきたいと考えております。 また、今年度は、長野県商工会議所青年部加盟単会連合会会長に選任された菅沼郁男君を含め、 9名が長野 YEG より日本・ブロック・長野県連に出向いたします。今後さらに、日本 YEG、北陸 信越ブロック YEG や、長野県連との連携を強固にするとともに、長野 YEG の歴史を築いて頂いた 先輩 OB・OG の方々にも是非この輪に加わって頂きたく、OB・OG 会の設立を模索して参ります。

 まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中でありますが、我々長野 YEG は歩みを 止めることなく、地域発展、新しい文化の創造に向かって長野 YEG 全員で力を合わせ、歩を進め よう!

                         長野商工会議所青年部

令和 5 年度会長 原田 雅則